人生@南海島
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軽症うつ病

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近年、患者さんが増加傾向にあるうつ病の分類として「軽症うつ病」があります。皆さんはまだあまり耳にした事がないかもしれませんが、軽症うつ病は、現在のうつ病患者さんの増加に深く関わっている病状のひとつです。

軽症うつ病の患者さんに主に見られる症状としては

  • なんとなく憂うつで気分が落ち込んでいる
  • イライラする事が増えた
  • 怒りっぽくなった
  • 集中力や判断力が低下しているような気がする
  • 仕事や勉強が思うようにはかどらない
  • 楽しいと感じていた趣味に興味がなくなってきた気がする
  • テレビなどを観たいという気がしない
  • 体の疲れが取れにくくなった
  • 朝は早く起きてしまう事が増えた
  • よく眠れない事が増えた
  • 最近寝付きが悪い


以上の事からお分かり頂けるかと思いますが、軽症うつ病の症状は一般的なうつ病である【単極性うつ病】の症状とほぼ同じような症状です。
しかし、どの症状も一般的なうつ病に比べ「軽症」であるという点が異なっています。 そのため、うつ病という自覚症状がなく、うつの症状と気がつかないまま放っておいてしまう事が多く見られています。

症状が軽いため、実際にはうつ病の症状ではなく「少し気分が落ち込んで塞ぎがちになっているだけ」という場合もありますが、以上のような症状がある場合は軽症うつ病であるケースも考えられる事から、最近では「軽症うつ病」といううつ病も存在している、という事を積極的に呼びかけています。



仮面うつ病

あまり聞き慣れない病名かと思いますが、実は近年増加傾向にあるうつ病のひとつなのです。

仮面うつ病は、通常のうつ病である【単極性うつ病】や心理的な問題が関係している【心因性うつ病】などとは違い、精神的な症状が現れる事が少ないという点が特徴です。

憂うつな気分になったり、落ち込んだり、不安を感じたりといった精神的な症状はあまり強くは現れないのですが、不眠の症状があったり、食欲がなかったり、めまいや頭痛、耳鳴り、疲れが取れにくく全身の疲労感を感じるなど、身体的な症状が色濃く現れます。

本来、うつ病の症状は精神的な症状が強く見られますが、仮面うつ病の場合は精神的な症状が「仮面の下に隠れている」という事から、仮面うつ病と呼ばれるようになりました。

私たちが認識しているうつ病の症状とは一風変わった症状が見られるうつ病なので、うつ病と診断されない場合もありますし、精神科医師でも診断が困難である場合があります。
患者さん自身も気づかないので、内科を受診しても「原因が分からない」と診断された患者さんも多くいらっしゃいます。

精神科の医師でも診断が難しい仮面うつ病で最も危険とされているのは、疲労感や不眠などの身体症状に気を取られたばかりに、うつ病である事に気づかないということです。

仮面うつ病が発症している事に気づいていない場合、今の状態で目に見えて現れている身体的な症状だけを治そうとします。そうすると身体的な症状が出た原因であるうつ病の症状を放っておいてしまう事になるので、病状はますます悪化し、治そうとしていた身体的な症状も完治する事はありません。 通常のうつ病の症状が無い場合でも、疲労感や不眠の症状、食欲不振などの症状が長引く場合には、仮面うつ病であるおそれが考えられます。

仮面うつ病は、うつ病の症状と診断しにくいところもありますが、もし発症していると考えられる場合は、早めに心療内科や精神科を受診してください。



老人性うつ病

人間は年齢を重ねるごとに足腰が弱くなったり、物忘れが激しくなったりと、身体的な機能が低下していきます。これは生きている上で仕方のない事ですが、こういった事がきっかけでうつ病になるケースも珍しくありません。こうしたうつ病の事を「老人性うつ病」と呼びます。

老人性うつ病は、お年寄り特有のうつ病の事を指します。
老化に伴う症状の他、気分が塞いでいるように見られたり、落ち込んでいるように感じたり、何に対しても興味を持たなくなったりなど、通常のうつ病と同様の症状が現れます。

老人性うつ病の場合、患者さんご自身が気づくという事はあまり多く見られません。やはり、一緒に生活をしている家族が気づいてあげられる事が一番なのですが、近年では一人暮らしのお年寄りもとても多くいらっしゃいます。
一人暮らしというのは誰でも不安を感じるものですが、特に若い頃に比べて体の自由が利かなくなったお年寄りにとっては、非常に強い不安があるものです。

さらに、年齢を重ねていくと、今まで仲良くしていた知り合いと連絡が取れず会えなくなってしまったり、または大切な配偶者や友人が亡くなってしまったり、様々な喪失感を強く感じる事が多くなります。老人性うつ病は、そういった「喪失感」が原因となって発症する事がほとんどなのです。

しかし、老人性うつ病の症状は、誰にでもある老化現象だと認識してしまう事が多いので、発見までに時間がかかる事もしばしばあります。
また、老人性うつ病は認知症とも症状が似ている事が特徴です。どちらも脳が関係している病気なのですが、老人性うつ病と認知症もまた違った病気ですので、病名の判断は医師の診断に任せるようにしましょう。

老人性うつ病の予防としては、若い人と接する機会を増やす事や積極的に色々な事にチャレンジする事が大切です。引きこもりがちになってしまっているお年寄りも多く見られていますから、少しでも外に出たり、色々な人とふれあう機会を増やしてあげるようにしましょう。老人性うつ病の予防には家族の協力が必要です。



季節性うつ病

皆さんは季節によって気分が落ち込んだり、憂うつになったりする事はないでしょうか。その症状はただの気の持ちようの場合も考えられますが、毎年のように繰り返し起こったり、症状が重いような場合は「季節性うつ病」が発症しているおそれもあります。

季節性うつ病は、季節性情動障害、季節性気分障害、季節性感情障害とも呼ばれている精神疾患のひとつです。英語では「Seasonal Affective Disorder」と呼ばれるため、一般的には通称して「SAD」と呼ばれています。
この季節性うつ病は、どの季節にも症状が起こると言われていますが、特に多いのは冬季に発症する季節性うつ病である「冬季うつ病」です。冬季うつ病は10・11月頃になると気分が塞いだり、憂うつになったりする事が増え、疲労感や倦怠感、気力が出なかったり、食欲が過剰に上昇したり、炭水化物や甘い物を過剰摂取したり、過眠の症状が出たり、通常のうつ病とはまた違った症状が現れます。 冬季うつ病は12月あたりをピークに迎え、2・3月からは徐々に落ち着きを取り戻し、健康な状態へ戻っていくのが特徴です。
また、季節性うつ病には冬季うつ病の他、夏の時期に発症する「夏季うつ病」もあります。夏季うつ病の場合は、冬季うつ病に対して食欲不振になったり、不眠症になるなどの症状が起きやすく、季節性うつ病は時期によって症状が異なります。

季節性うつ病の患者さんは、うつ状態になる季節以外は比較的健康で元気な生活を送っているので、一見、うつ病だとわかりにくい部分があります。ただ「苦手な季節だから・・・」という場合もありますが、うつの症状が毎年のように繰り返し起きたり、精神的や身体的に症状が重かったりする場合には、季節性うつ病である事が考えられます。

もし疑いがある場合には、一度心療内科や精神科を受診してみてください。季節性うつ病の治療は、投薬治療も行いますし、冬季うつ病の場合は日光浴などで光を浴びる事で治療を行っています。それほど難しい治療ではないので、もし不安な場合には気軽に医師へ相談してください。



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No.95 2012/03/08(Thu) 13:51
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